この掲示板について
縁側(Engawa)は、だれでも自分の言語で読めるご近所の掲示板です。手元にあるもの、紙のお知らせの写真、チャットのスクリーンショット、数行の文章を入れると、日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、やさしい日本語のカードになり、出どころと時刻がつきます。読む人は質問をして、カードを引用した答えを受け取れます。
だれのための掲示板か
- Mariaさんは英語が読めて、日本語は読めません。給水のお知らせは入口に日本語だけで貼られています。掲示板ではそれを英語で読み、どこで水がもらえるかを質問できます。
- 佐藤さんは避難所の入口でお知らせを撮ります。その一枚の写真を、ほかの全員が5つの言語で読みます。
- チェンさんは「駅前のコンビニが開いていて水がある」というWeChatのスクリーンショットを転送します。写っている名前は掲示板に届きません。情報だけが、日本語でも届きます。
取り除く壁
壁のお知らせは日本語だけです。残りの情報は閉じたチャットグループの中にあり、グループごとに言語が違い、いちばん必要としている人はどのグループにもいないことが多いのです。掲示板はその両方を、だれでも読める一つのページに置き、別々の出どころから来た同じ事実を、二つ目のうわさではなく一枚のカードにまとめます。
ここに住む人
2026年9月末、川崎市には65,745人の外国人住民が暮らし、そのうち8,631人が中原区に住んでいます(川崎市「管区別年齢別外国人住民人口」、住民基本台帳、2026年9月末)。2026年3月末の中原区で多い国籍は、中国(2,451人)、韓国(1,154人)、ベトナム(686人)、フィリピン(635人)、ネパール(495人)です(川崎市「外国人国籍地域別統計」、2026年3月末)。掲示板の言語はこの数字に沿って選びました。やさしい日本語は、日本語は少し読めてもお知らせは読めない多くの人のためにあります。
データはどうなるか
- 正確な位置情報はスマホの外に出ません。エリアを添えることを選んだ場合も、ブラウザが送るのは町丁目の名前だけで、「自己申告」と表示され、確認済みとは呼びません。
- カードを作るときに個人情報は取り除かれます。名前、電話番号、部屋番号、チャットID、ナンバープレートは「[名前]」のような置き換えになります。スクリーンショットの原本は表示されず、読み取りが終わるとすぐ削除されます。カードに載るのは、名前とプロフィール画像を覆った写しだけです。
- すべてに期限があります。カードは有効期間の終わりから30日後に、お知らせの写真はカードと一緒に、ブラウザの識別子は最後の利用から90日後に削除されます。質問欄に入力した文は保存されません。
- アカウントはなく、掲示板は検索エンジンに登録されません。保存期間の一覧は、プロジェクトのソースコードと一緒に公開しています(docs/PRIVACY.md)。
イベントのあと
縁側は Built with Claude: Japan 2026 のために1週間で作られ、武蔵小杉の掲示板が最初の試みです。目指しているのは、お知らせをすでに持っている人たちが掲示板を運営することです。マンションの管理組合、自治会、災害後の避難所運営チーム、複数の言語で住民を支える国際交流センター。それぞれが自分の掲示板と知っている場所の一覧、管理用リンクを持ち、個人情報と期限についての同じルールで動きます。